@article{oai:kio.repo.nii.ac.jp:00000020, author = {石川, 裕之 and Hiroyuki, ISHIKAWA}, issue = {1}, journal = {畿央大学紀要, Bulletin of Kio University}, month = {Jun}, note = {本稿では、韓国の初等教育段階における国家カリキュラムに注目し、全体的な構成とそこに示された教育目的等にみられる特徴について検討した。その結果、以下のことが明らかになった。第1に、全体構成については、各教科・教科外活動等のカリキュラムが学校段階ごとに存在する一方、総論は初・中・高共通 となっていた。また、学年群・教科群制度の導入によって学年・教科の枠組みの大綱化が進んでいた。第2 に、教育目的としては、個人の人格の完成および社会の構成員として必要な資質・能力の涵養を通じた国民 形成が目指されていた。さらに、「弘益人間」の思想に基づいて人類の共栄に対する貢献にまで言及されて いるという特徴もみられた。第3に、目指すべき人間像と育成すべき資質や能力が簡潔かつ明瞭なかたちで 示されており、教育目的から個々の能力の育成に至る系統性がよく分かる記述となっていた。第4に、育成すべき能力にキー・コンピテンシーの概念の影響がみられるなど、グローバル化の影響を受けていた。}, pages = {19--26}, title = {韓国における国家カリキュラムの構成と教育目的-初等教育段階に注目して-}, volume = {14}, year = {2017}, yomi = {イシカワ ヒロユキ} }